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低画質でざらついている月のせいでなんだか
変な色ばっかり使った落書きみたいな夜
馬鹿みたいな形をした流れ星が流れて
願いなんていくつでもかけられそうな気がしている
心が追いついてなくて頭のみでしか
ちゃんとわかりきっていない変なサヨナラなど
どうにでもなりそうなくらい馬鹿みたいな夜だ
切実さなんてとても似合わないから
これまであった悲劇の全部が
無しになってくれるような気がしてる
届かない事もないさ 半分くらいは本気で思ってる
切実さは似合わないから
なるだけ馬鹿みたいに
あなたの場所を目指す軌道が
悲しくならないように
切実さは似合わないから
流れ星が流れて月は遠くて近い
一番青いクレヨンで塗ったみたいな空
落書きの中で手を繋いで笑う
切実さは似合わない切実さは似合わない
くるりとジャンプをしてその勢いで空を泳いで
天国だって今はすぐそこだろうぜ落書きの中みたいに
手を繋いで笑う 何度も願ったもう一度の中で
あなたは美しいまま
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