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銀河鉄道の夜明け

​作詞

仲川慎之介

作曲

時速36km

そうそう誰かに認められることはないさって
大人ぶっちまったって 痛いのは痛いだけ
晩飯はどうしよう 温かくて安いものがいいな
風邪はひけないから流れ星が探せないだけさ

大通り沿い歩道 電柱に吐いてるにいちゃんは
不器用で紳士で責める気になれないや
おどけられんのは 強くて弱くて強いことさ
こんなはずじゃなかったよな
参ったよな

子供の頃に見た5時の夕焼け その逆の東側
おなじオレンジだってのに全部が違う
朝焼けの忌々しさよ

負けっぱなしでグズグズでもって待ったなしで夜は明けていく
俺だけじゃない君だけじゃない まともな夜明けだ
誰にだってあることだからって苦しくないわけじゃないでしょう
寄る辺ないが 遣る瀬ないが
まずはなんか 食いに行こうぜって事さ

泣きそうになってら さみぃから余計響くのかなぁ
パンクロックと黄色い月 銀河鉄道が排ガスを吐いた
本当の本当はダサいくらいに覚えてたんだ
あの時の匂いとか 両足のだるさまでも
だからどうじゃないけど

優しくないのに誰かを愛してそりゃ上手いこといかんよな
人と人だ 難しいから そりゃわかるけれど
嘘ばっかりじゃあ息苦しくて、ならどうしろって言うんだよ
何一つわからないまま
それでいいやって思えてしまったならな

どこにも居場所はないと歌う少年
言い過ぎだぜ でも多分嘘でもないんだろう
最低のずっとずっと手前の方で
俺も息が続かなくなってる

負けっぱなしでグズグズでもって待ったなしで夜は明けていく
俺だけじゃない君だけじゃない まともな夜明けだ
2.3時間じゃいなしきれなくて寝ないで音楽を聴いている
これで何か変わるわけでもない
とても容易く日は昇る

どうでもいいとどうしたらいいを繰り返し何度も行き来して
少し体力はついたかもな くだらないけれどそう思うよ
誰にだってあることだからって苦しくないわけじゃないでしょう
寄る辺ないが 遣る瀬無いが
まずはなんか食いに行こうぜってことさ

とても容易く日は昇っていく

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